躁鬱による問題

鬱病と躁鬱病の違いを知る

躁鬱病とは、通常の鬱病とは違い、躁状態と呼ばれる気分が高揚する状態があることが特徴です。通常の鬱病であれば、強い倦怠感、不安感が常にまとわり付き、意欲的に行動を起こすことができなくなります。身体を動かすことすら困難となり、ほとんどベッドの上から動けなくなるため、まともに社会生活を送ることができなくなってしまうのです。躁鬱病では、こうした鬱状態以外にも、躁状態へと変化する病です。鬱状態とはうって代わり、ほとんど寝ずに活動が行えるほど、活発な状態となります。しかし、気分の高揚により周囲へ尊大な態度で接することや、些細なことで急に怒り始めるなどの問題も起こしてしまうため、鬱状態と同じ位この躁状態は厄介なのです。こうした躁鬱病を治療する場合、まず専門的に治療を行う病院やクリニックに受診する必要があります。丁寧な問診によって、躁鬱病かどうかを判断するため、適切な治療を受けることができるのです。こうした医療機関を利用する場合、より実績のある病院を選ぶ必要があります。自分の身体を治療するわけですから、腕の確かな病院やクリニックでなければ不安となるでしょう。

症状によって異なる投薬

インターネットを使用することにより、どの病院が最も適切であるかを知ることができます。ランキングサイトや口コミサイトを利用することにより、実績の高い病院を手軽に調べることができます。病院ごとの特徴や費用など、多くの面から評価しているため、自分にあった病院に通うことができるでしょう。

一般的に鬱病と躁鬱病は似た症状の同じような病気だと考えられがちです。 しかし最近の臨床現場では、この二つの病気は根本的に全く違う病であると認識されるようになっています。 鬱病で心療内科などに通院していながら、なかなか治療の効果が感じられないと悩んでしまう患者さんが少なくないことからも分かるように、鬱病と躁鬱病では治療の方向性が全く違います。 自分や医師が鬱病であると誤認して治療や投薬を進めてしまうと、まったく改善しないと言う残念な結果になってしまうのです。 医師やカウンセラーは患者さんから病状や体調の情報を聞き出し、加療を施しますが、患者さんが自分自身に起こっているネガティブな症状を強調しすぎたりした場合、躁鬱病を見抜くことが出来ないのです。

躁鬱病で処方されるお薬は、鬱病で出される物とは種類が違います。 躁鬱病で使用されるお薬は、「気分安定薬」と「非定型抗精神病薬」の二種類があり、これには主に躁鬱病における躁状態を安定させる作用があります。 これは鬱状態を改善する効果もあり、治療が好ましい成果を見せた時に症状の再発を防止する作用もあります。 躁状態は常に気分が高揚している状態ですから、睡眠時間を削ってでも行動としてしまいます。気分が良いので歯止めが利かなくなってしまい、その後の鬱状態がよけいにつらく感じてしまいます。 この二つの感覚の差を少なくし安定させることが必要です。 また少し症状の改善が見られたからと言ってすぐに服薬を中止するのは良い事ではありません。 医師と相談しながら、治療を続け社会復帰を目指すようにしたいものです。